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六つ子+溺愛妹

第2章 高校生になりました


「~であるからして……ここはこう解釈ができ、そして……」

授業中、私はぼーっと外を見ていた。雨が降りそうな曇空。今日のお昼、屋上で食べれないかな。

ふとグラウンドを見ると、体育があっていた。一松兄さんと十四松兄さんが走っている。……かなり差はあるけど。

十四松兄さん、相変わらず足速いなぁ。砂埃が舞ってるよ。って、十四松兄さんがこけた!?

「…ん?松野妹どうかしたか?」

勢いよく立ってしまったようで、みんなから注目される。そんななかチョロ松兄さんは興味なさそうに1人ガリガリとノートに書いていた。

「……すみません。あの、気分が悪いので保健室に………」

半ば言い訳がましく私は言った。
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