• テキストサイズ

【N】よろしく相棒(気象系)

第2章 左手




櫻「いいよねぇ、手作りって。なんかあったかみっていうかさ…」
松「イマドキあんまいないよね、こういうのくれる子」
相「翔ちゃんはさ、手袋じゃなくて、こういうのくれる子が、欲しいんでしょ?(笑)」
櫻「わかる?(笑)」
松「そういう、大和撫子っぽい?家庭的なタイプに弱いよね(笑)」
櫻「弱いね~」
大「え。ニノの彼女、そういうタイプなの?」
二「…」

ホントうるさいな、最後の一人。

ええ、違いますよ。全然。家事とかは普通にやってるから、まあまあ家庭的ではあるかもしれないけど。基本仕事バリバリな人だし?大和撫子は…むしろ正反対。

でも、だからこそ嬉しいんですよ。手作り物なんて本来やらないタイプの人だから。「そんな非効率的なこと!」って、仕事なら言いそうだし。でも、作ってくれた。こうして俺のために。それがどれほどのことか。

わかるかね、キミタチに。


相「柄とかなくてシンプルだけど…いい色だよね」
櫻「うん。ニノに似合ってる」
松「合わせやすいんじゃない?どういうコートにも」
大「でもコレ…ちょっとおっきくない?」
二「…」

黙れや、最後のヤツ!

/ 8ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp