第3章 後記
ここまで読んでいただきありがとうございます。
二「やっぱさ、冬にしか感じられないのよ、こういうあったかさってのは♪」
四「・・・」
櫻「…どうする?」
松「どうする、って?」
相「ちょームカつくんだけどっ。なんかっ。意味もなくっ!」
大「ホント。普段手袋なんて絶対しないくせに!」
櫻「…ねえ、知ってる?毛糸で編んだものってさ…ス~ッといくんだよ」
相「え?」
櫻「こう、ほつれたところをつまんでチョイと引っ張ると、そのままススス~っと。そしてただの毛糸に戻る…」
相「…そっか。織り込まれた愛も、ほどけちゃえば…ただの毛糸だもんね!」
櫻「そのとーり!そうすりゃアイツも俺らと同じこの寒さを味わえるんだよ!」
松「やめましょうね?ふたりとも。…ね、ちょっと。リーダーも止めてよ」
大「俺のが手ぇ荒れてんのに…。ちょっとくらい貸してくれたって…ブツブツ…」
(←断られたらしい)
松「…」
相棒、死守!!