第26章 >>24 それも俺な件(研磨side)
『けんっ...まぁ!ひっ...ぁ...奥にっ...あたっ...!』
「ごめ...俺...余裕無いっ...。」
情けない事に、もう果てそうだ。
自身との接続部はグチュグチュと何度目かの出入りで少し白く濁った愛液で泡立っていた。
勿体ない...今すぐ俺のを抜いて舐めたい。
いや、我慢。
『研磨っ...はぁ...良いよ?...もう辛いでしょ...っ?』
出しても良いよ。
そんな優しいの声と同時に呆気なく中に出してしまう。
トクトクと、最後の一滴まで流し込んで白くなる脳内で思う。
結婚?母さんには何て言おうか…。
そもそも絶縁状態と言ってもいい程の関係だから...呼ばなくても良いかな。
「ごめんね...。」
まだ繋がったままのそこを眺め、の目を見つめ吐息混じりに放つ。
『中に...研磨の...。』
何とも愛おしそうに、は自分の腹部を撫でて少し微笑みか細い声でそう呟いた。
その姿はまるで、母親の様で。
「責任は...とるから...。」
何をどう責任を取るべきなのか、俺には正直何も分からない。
それでも素直に思った事なのだから、それ以外の言葉は浮かばなかった。