第25章 >>23 豆鉄砲を喰らう件
『研磨...私ね、もう逃げないよ。自分のしてきた事から、この街から。』
「......変わったね。凄く良い方に。」
『そう?研磨のおかげだよ。』
「じゃあ...ッ!」
気付けば視界は天井で、生意気そうに笑う研磨が私に覆いかぶさっていた。
「御褒美...もらおうかな?」
『研磨になら...あげても良いよ?』
悪戯な言葉には悪戯な言葉で返して、次の瞬間。
目の前から研磨の姿が見えなくなったかと思うと自分の恥部に衝撃が走る。
『んんっ?!ぁっ...なっ...!』
「あげるって言ったのそっちだよ?」
足をぐっと開かれ、開かれた先には嬉しそうに笑う研磨が居た。
あろうことか、研磨は私の恥部を愛撫していた。
子猫のように、舌をぺろぺろと。
『やっ...研磨...汚いよ...っ!』
「美味しいよ、の甘いのが...どんどん溢れてくる。」
下品に音をたてて、じゅるじゅると啜る研磨は異様なまでに恍惚の表情で。
そんな彼に、違和感を感じた。
と同時に頭に痺れる甘い快感。
足先まで、その甘い快感が走る。
執拗に、これでもかと言う程恥部にまとわりつく研磨の舌。
怖いほどの恍惚に満ちた表情。
あれ...?何か...。