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【HQ】ANARCHY【R18】

第24章 >>22 かくれんぼは苦手な件



「まあ落ち着けって。」

「落ち着けだぁ?!落ち着いてられる訳ねぇだろ!!」

「まず話を聞けって。」

「大体、研磨が許す訳無い...ってか黒尾も何考えてんだよ!在籍してる子とは違うだろ!それはお前が良くッ...?!」

一方的に吐き捨てられる言葉がのまれた。
彼らを止めようとした瞬間、既に終わっていた。

「研磨が良いって言ってんだから...夜久くんはとりあえず用意して、ね?」

黒尾さんの大きな手が夜久さんの口を塞ぎにっこりと笑う。

『ぇっ...あ...でも...ッ...!』

私はそんな、奉仕事なんて。

「はーい、はこっちでお着替えねー。」

心の準備とか、そういうのは全部関係無くて。
あれよあれよと女性スタッフさんの手で着せ替え人形になる私は、ただただ心の中で研磨を想う。
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