第24章 >>22 かくれんぼは苦手な件
「手伝って貰いましょうよー!こないだの女の子も飛んじゃったし、ちゃん顔幼いから人気出ると思いません?!」
突然後ろから現れたのは、私が苦手とするリエーフさん。
「お前...それ冗談でも研磨の前で言うなよ?」
「それはわかってますってー!」
リエーフさんは、すぐ店の女の子に手を出しちゃう人みたいで。
研磨も黒尾さんも、仲間だけど気を付けてと言っていた。
そんな問題児のリエーフさんを監視したり教育するのも夜久さんの仕事らしく、割に合わないから給料上げて欲しいとよくぼやいている。
「でもでも!」
急にぐっと後ろから抱きしめられて、わしわしと胸を揉まれる。
「夜久さんから見ても結構好みじゃないっすか?!胸はそんなに無いけど...それが逆に良い的な!」
『ひっ...?!』
思わず間抜けな声が出て、顔に熱が集まる。
「ッ!!リエーフ!!!お前ッ...!!!」