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【HQ】ANARCHY【R18】

第15章 >>13 制御出来ない件(及川side)



とろとろと愛液を流してるし、十分に解いている筈なのに、指2本でも伝わるきつさに何かが引っかかる。
指の動きを少し緩めてくちゅりと軽く穴を拡げる。
赤くなった穴の入口が見えて、確信する。

「ちゃん。まさかと思ったけど。」

『やだっ...おいかわ…っ!』

「レ イ プ さ れ た ?」

「それも最近。」

「牛若ちゃん??」

駄目だ。駄目だ。駄目だ。
口角の緩みを抑えきれない。
指の動きを速くしながら、再び質問をする。

「誰 に バ ー ジ ン ま ん こ 奪 わ れ た の ?」

自分でも驚くほどきったねぇ言葉。
でもこれが俺。
店から出た、及川徹なのだから。

『てんっ...天童...さとっさとり...さんっ...ひぁっ...あっ!』

もう駄目だ。耐えられない。
こんな滑稽な事ある?あるわけない。
あってたまるか。

「あのミラクルボーイ君に?うっそでしょ?!」

頭の中であの忌々しい牛若ちゃんの顔が浮かぶ。
牛若ちゃんも趣味が悪い。
笑いが止まらなかった。

「レイプだと痛かったでしょ?大丈夫だよ、及川さんはね。」

そろそろ良いだろうと、立派にそそり立った自身を取り出しながらを見つめる。

「優しくしてあげるから。」
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