彼氏と親友に裏切られた少女は今…… 【黒子のバスケ】
第2章 突然の裏切り
翠side
あのあと、どうやって大輝の家を出てきたのかわからない
私はいつの間にかテツヤと、外に出ていた
テツヤは何も聞かず、ただ私の隣を歩いているだけだった
テツヤのいいところだ
ただ何も言わず、私の隣を歩いてくれる
それだけでも嬉しかった
「翠、家に着きましたよ。今日はゆっくりと休んでくださいね。」
『うん……今日は、色々ありがとうね………また、明日………』
「また明日…」
テツヤは私が家にはいるまで、私を見ていた
『ただいま……』
「おかえりって、翠!?どうしたんだよ!その顔……泣いてたのか……?」