彼氏と親友に裏切られた少女は今…… 【黒子のバスケ】
第4章 一旦さようなら
テツヤは、感謝しきれないくらいお世話になったからね。
赤司くんは、結構この1週間で助けてもらったし
私たちはまず、すぐ隣のテツヤの家の前にいった
『うん、やっぱりいない。よかった……』
「なぁ、別に手渡しでもいいだろ。なんで、ポストに入れとくだけなんだよ。」
修造は、少し不服そうな顔をわたしに向けた
そんな修造に私は、クスリと笑った
『手渡しだと、私が離れがたくなっちゃうから。泣いてバイバイは、嫌なの』
「そっか………」
修造は、私の髪をグシャグシャと撫でた
『ちょっ……!せっかくセットしたのに!!』
私はグシャグシャになった髪を、手で直していった