第4章 一旦さようなら

「おい翠！！そろそろ行くぞー！！」

『はーい！ちょっと待って！！』

今日はついに日本を旅立つ日

あっという間だったな………

私は小さなバックと、手紙を2通もって玄関へ向かった

他の荷物は既に、アメリカに行ったんだよね〜

『修造！！ごめん！』

「ったく、ほら手紙、出しにいくんだろ？」

『うん！実際には渡さないけど、2人のポストに入れておこうと思って』

2通の手紙は、テツヤへと赤司くんへだ

あ、あの裏切り者へかと思ったでしょ！私があいつらなんかに、手紙書くわけ無いじゃん笑