彼氏と親友に裏切られた少女は今…… 【黒子のバスケ】
第3章 宣戦布告
青峰side
翠に言われるまで気づかなかった……
そうだよ…あの1年前、翠が俺に告ってきたんだ
{1年前}
『大輝!!あ、あの……私と、付き合って下さい!!』
「えっ!!?」
俺は人生初の告白に、すっごく焦っていた
でも、答えはすぐに出た
「お、おう!!よろしくな、翠!!」
俺はそういって、翠の頭を撫でた
そうすると、翠は太陽のような笑顔で頷いた。
俺、こんな大事なこと忘れてたなんて……
マジで彼氏失格じゃん……それに、彼女に他の女とヤってるとこ見られるとか、どんだけ最低な奴なんだよ……
こんなにも罪悪感を感じたのは、あの日以来だ……
いや、今はあの日以上だな…