第4章 外野組

その頃の外野。
「あぁもう！いじらしいなー！」
「俺もう我慢出来ねーわ。猿野、いっきまーす！」
「わああああ猿野君！気持ちは分かるっすけど、ここはぐっと我慢っすよ！」
「おい猿、てめぇ○○の頑張りを無下にしたらどうなるか分かってんだろうなぁ？」
「もみじもちょっと落ち着くべきかも・・・。」
「みなさん静かに・・・あら？司馬さん、どうしました？」
司馬が指差したのは○○の顔。
「××さんのあの表情は・・・皆様！どうやら決意を固めたようですよ！」
一同は２週間越しの○○の告白を見逃してたまるものかと、押し黙って２人の行方を見守った。