そしてこの道が続いたら【Mr.FULLSWING】
第3章 野球部仲良し1年組
「ちょっと兄ちゃん!そこどいてよね!」
「うっせー!ガキはさっさとおうちに帰って寝てろ!」
「おいテメーら!んな騒いでると気付かれるだろうが!」
「もみじの言う通りかも・・・。」
「あのー、あたしも見たいのですが・・・あ、司馬さん。ありがとうございます。」
「ちょっと静かに!・・・ほら、犬飼君がついに何か喋ったっすよ!」
「犬飼君・・・2週間かかってようやく喋られるなんて小学生以下ですよ・・・。」
辰羅川の言葉に、野球部仲良し1年組は息を合わせたように頷くのであった。