• テキストサイズ

優しい気持ち【おそ松さん】

第10章 六つ子が来た日


「じゃあ、まつふぃーぬちゃんと・・・あなたに唐揚げをお願いしましょうか。」

「あ、俺おそ松です。俺だけ覚えてくれればいいですよ!」

おそ松さんはニカッと笑う。

「名札あれば分かりやすいっスよね。」

「まつふぃーぬちゃん、頭いい!」

十四松はそう言うと、「マジック貸して!」と手を出した。

私がマジックを渡すと、ためらうことなくエプロンに十四松と名前を書いた。

「これで覚えられるね!」

十四松さん・・・あんた、いい人だね・・・。

「まあまあ、新品のエプロンなのに良かったんですか?」

「大丈夫です!」

「まつふぃーぬ、筆はないか。」

「筆?筆ペンならあるっスけど。」

筆ペンを手に取り、カラ松さんもエプロンに名前を書く。

字の上手いか下手かは置いといて、なぜGREAT☆と書いた?

「なになに~皆書いてく感じ?じゃあ俺も~。」

おそ松さんもエプロンに名前を書く。

一松さんはおそ松さんからマジックを受け取り、同じように書く。しかも猫の足跡みたいなスタンプまで押してある。いつの間にスタンプを用意したのか・・・。

「じゃあ僕も書こうっと。」

名前を♡で囲んで書くのはトッティさん。

チョロ松さんは胸元に小さく書いている。

「一気に分かりやすくなったっスわ。」

「本当ねぇ。これなら間違えずに名前をお呼びできますね。」

「十四松兄さん、ナイスだね。」

「えへへー!」
/ 47ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp