第2章 バレンタインデー【黄瀬/緑間/青峰】
【黒子のバスケ/青峰大輝編】
彼女から貰ったバレンタインデーのチョコを食べた俺は、徐々に身体が熱くなって何もしてねぇのに、ズボンが膨らむ程自身が起ちやがった。
耐えられなくなった俺は、放課後の部活が終わってシャワーを浴びている悠鬼のところに全裸で入って行く。
『きゃぁ!あ、青くん!?……何で入ってっ』
「何でじゃねぇよッ……お前、チョコに変なモン入れただろ?」
『変な物?』
俺が入った事で悲鳴を上げて恥ずかしそうに自分の身体を隠す悠鬼を、壁に追い込み片手を付いて問い詰める。
『あっ』と思い出した悠鬼は、何の悪びれもなくニコニコしながら話し出した。
『今吉さんが小さいボトルに入ったピンクの液体をくれたの!チョコに入れて青くんに食べさせたら喜ぶよって』
「あぁ、俺のここは凄ぇ悦んでるぜ……責任取れよな」
『責任!?……な、何で?』
悠鬼の片手を掴んで「責任を取れ」と、俺自身を包む様に触れさせる。
もう既にギンギンに起ってる自身を驚いた様に見つめ、何でそうなったのか解らずに戸惑っている。
俺は悠鬼の耳に口を寄せ、囁く様に低い声でその正体を教えてやる。
「お前が入れたのは……媚薬だ」
『……っ!?……』
「まぁ、俺は悠鬼とヤれるなら大歓迎だけどなァ……俺の性欲は簡単には切れねぇから、治まるまで頑張れよ?」
『や、やだ!……私、そんなつもりでッ』
至近距離でニヤァっと妖しい笑みを見せると、若干涙目で俺の胸を押して来る悠鬼。
当然離す気はなく耳に舌を這わせ、自身を掴んだまま小さい彼女の手と一緒に扱く。
媚薬がなくても俺の性欲は普段から失神する程あるのを知ってるので、悠鬼は嫌々と抵抗を見せる。
『あっ……お願い止めて、青くんっ……腰、壊れちゃう』
「……ッ……んな事言われたら壊したくなるじゃねぇか」
『いやぁ……んっ……せ、せめて躰洗ってからにしよう?汗掻いたままだし……ね?』
悠鬼は弱点の耳を舐められて身を捩ると、恥ずかしそうに小さい声で提案して来る。