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【黒バス:R18】with gratitude

第5章 Additional happiness……?(黄瀬涼太)


使い慣れたベッドは軋むことなく私たちを受け入れた。

器用な指はワンピースのボタンを次々と外し、あっという間に肌が曝されていく。

「あっ、あのっ、涼太」

「んー?」

「待って、先にもう一回、ちゃんと言いたくて」

「何をっスか?」

微笑みながらそう聞き返してくれるも、涼太の手の動きは止まらない。
卒乳後、すっかり萎れてしまった貧乳が露わになってしまい、泣きそうな程に恥ずかしい。

でも、ちゃんともう一度伝えたくて。

「涼太……お誕生日、おめでとう」

涼太は、細くしていた瞳を丸くしてから、また微笑んだ。

「ありがと。今年もお祝いして貰えて嬉しいっスよ」

「そんな……もっとちゃんとお祝いしたいのに、ごめんなさい」

なかなか上達しない料理の腕に、贈り物のセンスまでもがないのが残念すぎる。

今年は涼太の好きなブランドのシャツにしたけれど、良かったかな……彼は優しいから、とっても喜んでくれたけれど……。

「何言ってんスか、十分だって。……お」

「ん、あっ」

弱い先端部分に触れられて、思わず声が出てしまう。
同時に、ショーツの中に侵入してきた指が、入り口を撫でた。

「メチャクチャ濡れてる」

「あ……っ、だっ、て……ああぁ」

抵抗なく受け入れた涼太の指が、弱いところを擦ってくる。
同時に胸の先端を舌で愛撫されて、腰が浮く程気持ちいい。

「んー、イイ感じにうねってるっスね……」

「あっ、あっ、ん」

「みわんナカ、気持ちよさそ」

僅かな理性が、どろどろと溶けて出ていってしまう。
残るのは涼太の指の感覚と、愛しいと思う気持ちだけ。

私も……したい。
涼太に、触れたい。

「涼太……」

彼に触れた手で、察してくれた。
辿々しい愛撫にも、優しい涼太は応えてくれようとする。

口に含むと、舌が痺れるような苦味……彼がちゃんと興奮してくれている証拠。

嬉しい……大好き。
もっと気持ち良くなって貰えるように、必死で舌と唇を動かした。






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