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ひよこの傘

第1章 初登校~



部活動体験が終わり、
携帯を開くと華恋ちゃんからのメールがきていた




To 華恋ちゃん



バレー部の部活動体験は早めに終わって
ひよこ、探したんだけどいないから

まだ部活動体験なのかな?
 
ごめんけど、弟たちが心配だから先に帰るねっ( ̄。 ̄;)




とかかれている。








心配かけてしまったなと反省する



明日、ちゃんと謝ろっ


















そして、靴箱まで急いでいく








すると見事に外は大雨だった



うーん…タイミング悪い
登校した時には晴れてたのに…














折りたたみ傘を持ってきて良かったと
自分の女子力の高さに顔がにやける    ドャ















校門をでると、雨宿りをしていると楓がいた


「駅まで一緒に行く?」

制服も濡れていて風邪を引くだろうなと思った



「べ、別に。お前の傘に入れてほしいなんて思ってねぇよ!」






楓がそっぽ向いていうから
あたしも意地はって







「へーーー(棒読み)んじゃあ、またね」

と歩きだした















「ちょいっ!  ちょっと待てよ!」

楓が傘の中に入ってきた







「あの…雨がやみそうにないので入れさせてはもらいます…/// 」



入るのかっと思ったけど楓には何もいわなかった













しばらく無言だったけど別にイヤではなかった

   

「…貸して」

楓があたしに手をさしのべていた






何かわからず手をのっける








「えぇっ、あっ、いや あの…傘を持つて意味だったんだけどっ」



「えぇっ、わ、わかんないよっそれだけでっ」





2人であたふたしていると通りすがりの人に微笑ましい顔で見られた///

 



とにかく楓に傘をもってもらった







  
傘を渡すとき手が熱かったような…



んなわけないかっ
ただでさえ濡れてさぶいのに




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