第3章 第一章
『では、母上、姉上、行ってきます。』
「行ってらっしゃい!弥三郎!」
「行ってらっしゃい…」
今更だけど、姉上は重度なブラコンだ。
おれが安芸に行くって話聞いたら、昨日の夜は離れてくれなかった。
今も、元気が無い。
「そろそろ行くぞ弥三郎!」
『はーい。では、行ってきます。』
そうして、私は四国を後にした。
□■□■
「着いたぞ。ここが、毛利の城だ。」
『と言う事は、ここが吉田郡山城か…』
「本当にお前は博識だなぁ。お前の中身がたまに、20越えてるかと思っちまうぜ。」
はい。実際そうですが。
「あなたは、自分と息子を何歳老けさせるつもりですか?…それより、門番居ないし、どうやって入るんですか??」
まあ、だいたい予想出来るよ。父上は、髪と左目以外、原作の元親そっくりなんで。主に、喧嘩っ早い所や喧嘩っ早い所や喧嘩っ早い所が。
ガチ大事なんで三回言いました。
「まぁ、見てろよ」
そういうと、父上は持っていた碇槍を振り上げた。
「ひ~ろ~も~と~!!来たぜぇ~!!」
ドッゴーン
やっぱりな。
やりやがった。碇槍で門破壊したよ。
もうやだ。家でも外でも物ぶっ壊しやがって。
こりゃあ迷彩忍者がオカン+遠い目になるはずだ。
ドドドドドッ
「国親っ!貴様!余程我に塵にされたいと見える!」
そう言って、采配を持った男が、走って現れた!
ガキンッ!
父上の碇槍と城から来た人の采配がぶつかった。
なんで?あの采配金属製とはいえめっちゃ細いよ?なんで、碇槍とぶつかって折れないの?
うん。BASARAだからね…
いつか、前世の某五人グループのしやがれ(新装版)番組のゲストのクリーム●●ューさんのツッコミ役の人の言葉と一緒だ。
「久し振りだな弘元!」
ってあの人がオクr…元就の父親か…
((自分の意思で来ましたが、帰っても宜しいでしょうか?))