第3章 第一章
今、私は城下にいた。
理由は、「たまには同年代の子とつるんで来い。」
という父上の一言から始まった。
今回は町人っぽいちゃんと男物の甚平をきて行った。
城下って賑やかでいいな~……この刺さるような視線が無ければ。
父上が付けた忍…紀戸は、よく私以外にバレないなと言うレベルの熱い視線を送ってくる。
まぁ、バレないから忍出来てるんだろうが。
まあ、視線は無視してレッツエンジョイ城下!
―そっち行ったぞ!―
―鬼さんこちら手の鳴る方へ―
―そんなんじゃ、捕まんないよ!―
向こうから子供の遊んでいる声が聞こえた。
行ってみよう。
『ねえ、僕も入れてよ!』
私だと違和感あるから一人称を僕にした。
「見ない顔だね?でもいいよ。今みんなを呼ぶから待ってね。」
『うん』
「みんなーこのこが一緒に遊びたいってー!」
と大声で言った。
暫くすると、ぞろぞろと子どもが集まってきた。
「一緒に遊びたいって言ったのこいつ?」
『うん、弥三郎て言うんだ。』
「おれは、伸右よろしくなやさぶろう!」
伸右の一言を皮切りに皆が自己紹介を始めた。
みんなの名前は伸右の他に賢留、十司郎、宗胡、功勇の計五人だった。
私が最初に話しかけたのは賢留だった。
直ぐに気が合った私たちは、変装した紀戸が呼びに来るまで遊んだ。
因みにみんなの性格は
伸右は少し俺様
十司郎は宗胡に困らされてばかりの沸点低い奴。
賢留は十司郎の怒りの的に成る奴。
宗胡はかなりのSっ気と腹黒さと鬼ちゲフンッ…でした。
功勇は宗胡が唯一言う事聞く相手で、みんなのお兄ちゃんオーラが出てました。
アニキ目指すなら最初の手本は功勇で良いかと思った。
はいすいません。キャラつくんのめんどくさい。
思いっきり漢字変えただけの銀○の鬼兵○隊長と真○組の名前になりました。
後、忍の名前も思いっきり漢字変えただけのカ○ロウデ○ズのキ○です。
能力がメカクシだから忍っぽいかなと……