第3章 第一章
松寿丸と来たのは書斎だった。
部屋に着くと、早速一冊の分厚い本を読み始めた。
私は読みたい本を探していたら、英語の本があったのでそれにした。
「本を読むのは好きか?」
黙々と読んでると急に聞かれた。
『好きだよ。』
「その本は面白いのか?」
『うん。ちょっと見てみる?』
といって松寿丸に本を差し出した。
「弥三郎、貴様、南蛮語が理解出来るのか?」
『うん。ある程度だけど、この本くらいのレベル…難易度なら簡単だよ。』
だって、1ページに3・4行の絵本だもん。
小学校レベルだよ。
「ふむ…」
『南蛮語、僕がわかる範囲なら教えよっか?そしたら、一緒にもっとむずかしいのも読もう?』
仲良くなって死亡フラグ無くしたいし。
「なら、教えよ。父上達に言って会えるを増やして貰えば何とでもなる。」
同盟の件も忘れちゃダメだ
『そうだね…それと…』
「同盟の件であろう?貴様とならやっていけそうな気がするゆえ…我としてはそのまま組もうと思うが…」
『良かったぁ。僕も松寿丸君とは戦いたくないし。宜しくね?後、此れから松寿って呼んで良い?』
「構わぬ。それと…貴様、素の方が似合っておるぞ、父上の前みたいなしゃべり方よりな。」
『そう?なら松寿と居る時はこのしゃべり方にするね?』
「うむ。」
最後の方、セリフばっかり…
松寿丸がデレてばっか。