第128章 不吉な暗示は重なりがち。
またもや鋭いツッコミ。それもクリステルは無視して続ける。
結野「今回も兄が戻ってくるまで待とうと思っていたのですが…その見合い相手から早急に返事が欲しいと催促が来てしまって…。兄の友人である皆さんの声掛けなら、兄も戻って来てくれるんじゃないかと思いまして。」
まぁ事情や理由はさておき。
仕事の依頼であれば引き受ける。ましてや憧れの存在たっての依頼とあらば、一肌脱がないわけにはいくまい。銀時はキリリとした笑顔でドンと自らの胸を叩いた。
銀時「お任せ下さい。親友、坂田銀時。必ずや呼び戻してみせましょう。」
新八「親友って…。友になる事自体、拒否してませんでしたっけ?」
晴明からは以前、友になる事は出来ると言われていた。(銀魂コミック第33巻、285訓参照。)だが銀時はそれを断っていたはず。そんな過去を思い出し、冷ややかな視線ですかさずツッコミを入れる新八。だがそれに対して銀時はしれっと反論した。
銀時「俺そんな事言ったっけ?いつ?何時何分何秒、地球が何回回った時??」
新八「…もう良いです。」
結野アナの前で恥かかせんなよ、そう言わんばかりの無言の圧力が凄かった。絶対に己を曲げなさそうな銀時を前に、面倒臭くなった新八が折れた。
それに対する仕返しなのか、今度は銀時が新八に鋭いメスを入れる。
銀時「そういやお前、今日はお通ちゃんのライブとか言ってなかったっけ?」
新八「それが今朝から体調崩して欠席になったらしいんですよ。まぁもし回復して出演出来る事になったとしても、場所はこの神社ですから問題ないです。」
銀時「なんで今朝の事まで知ってんだよ。ストーカーじゃねぇか。」
新八「純粋なファンですゥゥゥゥゥ!!」