第128章 不吉な暗示は重なりがち。
小走りに駆け寄り、山崎達に合流する。そして真選組一行は参道に並ぶ屋台へ。
山崎「葵咲ちゃん、何食べる?」
葵咲「ん~たこ焼きかなぁ。…あっ、でも焼きそばも良いなぁ。いや、やっぱりお好み焼き…。」
山崎「…粉もんばっかだね。」
女の子らしい選択肢が一切なかった。
ベビーカステラ、りんご飴、綿あめ等々、そのあたりは完全スルー。ガッツリ路線の茶色いメニューに山崎は少し呆れた表情を浮かべる。
なおも唸る葵咲に、土方は手に持っていた たこ焼きをずいっと差し出した。
土方「一緒に食うか?」
葵咲「えっ、いいの?」
土方「半分ずつ食や他のも食えんだろ。」
葵咲「うん!ありがと。いただきまー…。」
葵咲は土方からたこ焼きのパックを受け取り、一つ爪楊枝を刺して口に運ぼうとした。
だがその瞬間、土方のマイボトル(マヨネーズ)が炸裂する。
―― ぶちゅうううう
葵咲「ああああぁぁぁっ!!ちょ、何すんのォ!?」
土方「たこ焼きにマヨネーズは必須だろうが。」
葵咲「そうだけど!それにしたってコレ、かけすぎでしょォォォォォ!?」
土方「なっ!何言ってんだよ!むしろ足りねぇぐらいだろーが!!」
葵咲「いや多すぎだって!こんなの食べれないよ!」
土方的には少し控え目にしていたらしい。確かに普段彼が食している土方スペシャルに比べれば、掛けられたマヨネーズ量は半分以下ではあったが、それでも常人には多かった。たこ焼き:マヨネーズ比率が6:4ぐらいの割合である。(土方の場合は3:7か2:8ぐらいだろうか。)