第1章 朝
「F」
レストランにつくと目の前に居る北山はいつもの北山とはなにか違った , もし二階堂なんかがみたら何もちがくないんだろうけど(笑)
何よりの証拠は呑むペースが早かったこと
早くも酔っ払った北山はこう呟いた
Ki「お前はいいよな , 人気者でかっこよくて優しくて」
俺は黙って聞いていた
Ki「ずっと一緒に居るのに俺がお前のこと好きって気が付かないのかな」
その言葉に耳を疑った , 北山が俺のこと好き ‥?
頭が回るより先に体が動いていた , 相手の手首を掴むと “ 出るぞ ” とだけ呟き恐らく会計より多い金額を置いて店を出た
車に乗り込むと “ 藤ヶ谷?”と不安そうに見つめる北山を横目にアクセルをぐっと踏み込んだ
向かった先は , 北山の家