第1章 朝
「Ki」
久々のオフ , 偶然にも藤ヶ谷と被った
連絡を入れると “ 駅迎えいく ” とだけ返ってきた
どこかくらいいれろっつの。
とか言いつつにやけてる俺が居た
こうして会うのは初めてじゃない , 何となく待ち合わせに使ってる駅 , いつもの場所で寒さに震えながらもじっと待っていた
あいつの車が見えると冷静を保ちながらも緩む頬を必死に隠した
F「待った?寒いだろ , 中入りな」
こくりと頷いた
それから暫く車で走り都内のレストランについた
俺1人じゃとても行かないような高級なところ(笑)
緊張していたせいか酒が喉を通るスピードはいつもより早かった
そこらへんから俺の記憶はなかった