第2章 気まずさ
「F」
撮影があるスタジオに渉と向かった
本来なら一人で行くけど色々気まずくて声かけたら
“ 北山と喧嘩でもしたんでしょ? ”
と微笑ましそうに了承してくれた。
俺は傷付いてんだぞ。
なんて心の中で抗議するけど , そこが横尾渉の優しさ。
何だかんだ面倒見が良くて尽くしてくれる。
いつものように3人が馬鹿やってはしゃいでる。
そんな北山の姿を見て少し安心した 。
声かけるべきか迷ったけど , 挨拶は大切だよな。
F「おはよう」
北山を見ながら言ったつもりだけど 。
聞こえなかったふりをして二階堂とじゃれあってた。
んあ - , 嫌われちった。
まあ当たり前だよな。
はあ ‥ 。なんて陰気臭く溜息をついてその場を去った
北山の視線に気が付かないまま 。