第3章 契り
息ができないほどの濃厚な口づけに、樹里奈は手をぐっと突っ張るが、押さえつけられた頭を離すのを許されない
理人の舌が樹里奈の口内を犯していく
「んっ・・・はぁっ・・・ご主人さまぁっ・・・」
「んんっ、イイ朝だ・・・」
最後には樹里奈を抱きしめ首元へ顔を埋める
「おはよう、樹里奈」
「おはようございます、ご主人様」
「お前は今日もエロいな」
理人は満足そうに呟くと、樹里奈の手を引いてソファーに座る
黒刃がいつもの様に理人の雄を口に含ませる
「樹里奈、今日の下着を見せてみろ」
「下着・・・ですか?」
「そうだ。スカートを捲り上げて見せろ」
「は、はい・・・」
樹里奈はそろそろとスカートをへそまで上げる
樹里奈の小さな下着、というか紐が見えた
「ふっ・・・いいな、それ・・・はぁ・・・俺を興奮させるには充分厭らしい恰好だ・・・
そのまま口付けしてくれ」
樹里奈はスカートを捲ったまま、ソファーの理人の隣に膝立ちのままキスする
舌を絡みあわせ、理人に懸命にこたえる
理人はメイド服を肌蹴させ、胸元をぐいっと下におろすと直接乱暴に胸を揉む
「んっ、はぁっ・・ぁんっ・・・」
樹里奈の吐息が、だんだんと甘い物に変わっていく
それに合わせるように、黒刃の頭も激しく上下する
「んっ、はぁっ・・・くっ・・いいぞっ、黒刃っ」
理人はちゅばっ、ちゅぱぁっ、と樹里奈の胸にむしゃぶりつく
「んふっ・・、樹里奈っ・・うまいっ・・」
「あぁぁんっ・・・ご主人様ぁっ・・・んっ・・・はぁっ・・」
理人は恍惚の表情を浮かべながら樹里奈を見上げる
片方の手で乳房を掴みながら、もう片方は樹里奈の内腿を這う
ゾクリとする理人の視線を受けながら、樹里奈は理人のされるがままになる
理人の指先は紐をツツッとなぞると、指先でそれを摘み食い込ませる
樹里奈から刺激を与える度に吐き出される甘い吐息に満足しながら、ブルブルと紐を震わせる
樹里奈は必死に震える膝に力を入れる
「くっ・・はぁ、はぁっ・・・崩れ、落ちそうだな、樹里奈」
「んっ・・はぁ・・ぁんっ・・・」
「直接触って、欲しいっ・・か・・・?」