第3章 契り
「奥・・・イイとこ、当たってるか・・?」
源が切ない顔をしながら尋ねる
「んっ・・はぁっ・・・いいっ・・・」
「ここっ、か・・・っ?」
「ひゃぁぁんっ・・そこぉっ・・」
「はっ、・・・んなっ、締めつけるなって・・・
くっ・・・樹里奈っ・・・」
ぎゅむっと樹里奈の胸を掴む
「はっ、やわらけぇ・・っ」
「あぁぁんっ・・・」
ぐんぐん、と腰を樹里奈に打ち付ける源の顔はうっすらと汗をかいていた
「樹里奈っ・・・そろそろっ・・・いいか?」
源はチュッとキスをすると、樹里奈の腰を両手で掴む
「わりぃ・・加減できねぇ、かも・・・」
源は腰をガンガンと打ち付け、同時に樹里奈の躰を上下に揺らす
「くっ、はっ・・・いいぞっ・・・樹里奈っ・・・」
樹里奈は短い甘い喘ぎ声が止まらない
時々、ぎゅっと躰を固まらせ、悲鳴に近い甘い声で逝った事が伺えるが、源の律動は止まらない
びちゃっ、ぴちゃっ、と蜜が飛び散る
「わりぃっ・・止められねぇっ・・」
樹里奈は源の気持ちよさそうな顔を見て、それに必死に応えようとする
「ぐっ・・・くっ、はっ、はぁっ・・・
すげっ・・びっちゃ、びちゃ・・だな・・・」
ますます律動を激しくする
「ぐっぉぉぉっ・・・ぐはっ・・・」
ズピュピュッ、ズピュっと樹里奈の子宮に激しく放たれる
樹里奈は大きく躰を反らし、そのままベットへと倒れた
源もそのまま樹里奈の横へと倒れ込む
「はぁ、はぁっ・・・大丈夫か、樹里奈・・」
「ん・・・だい、丈夫・・・はぁ・・・源さん・・・激しいよ・・・」
「わりぃ、な。お前の可愛い顔見てたら、我慢できなくなった」
「も~・・・」
「待ってろ、今躰拭いてや・・・」
源は改めて樹里奈を見る
「源さん?」
「こりゃあ風呂に入った方が早そうだ。」
源は樹里奈を抱き上げると、湯船まで運ぶ
「汚しちまって悪いな」
源はすまなさそうに樹里奈の躰を洗っていく
「源さんは何も悪くないでしょ。謝らないで・・・」
「でもよ・・・」
「その・・・私も・・・気持ちよかった、から・・・」
最後の方はぼそぼそと言葉にならない