第2章 暗黙のルール

ちゅっ、ちゅっ・・と樹里奈の唇を啄むが、男根は浅く出し入れを繰り返す

「んんぁっ・・・」

樹里奈の切ない喘ぎ声が響く

「はぁっ・・・くっ・・・吸い付いてくるっ・・・な・・」

ゆっくり繰り返される律動の度、源の男根は固く太くなっていく

「ああぁっ・・・ぁ・・・源さ・・・んっ・・・」

その焦らす動きに耐えられず、樹里奈の腰が動いてしまう

が、それを許さないように源が樹里奈の腰を掴みさらにゆっくりと律動する

「んはぁっ・・・ぁ・・・ぁ・・・」

樹里奈の口からは涎が零れる

「えっろい顔・・・」

源の額にも汗が光る

はぁ、はぁと漏れる熱い息はその吐息が樹里奈の肌にかかる度、躰を火照らせる

樹里奈は堪らずちゅっちゅっ、と源の乳首を舐める

「ぐはっ・・・樹里奈っ・・・」

ぞくぞくっと快感が源の背筋を駆け抜け、ずんっと最奥まで突いてしまう

「んぁっ・・・」

「くはっ・・・俺を煽った事、後悔すんなよ」

源は樹里奈を四つん這いにさせると、後ろからズンズンと最奥を突き続ける

「んはっ・・・やっ、んぁっ・・」

「どう、だっ・・・樹里奈っ」

「んぁっ、・・っ・・ぁぁっ・・」

「いいかっ・・ここがっ・・」

ぱちゅんっ、ぱちゅん、と肌のぶつかる音が響く


樹里奈が昇り詰めるたびに体位をかえ、また樹里奈を昇り詰めさせる


「あぁ・・・源さ・・・もう・・だめ・・・ぇ・・っ」

「ぐぉぉぉっ・・・・俺もだっ・・・ぐはっ・・出るっ・・・ぐっ・・・受け止めてくれっ・・・
がはっ・・・くっ、くっ・・・・っ」

ごぽっ、ごぽぽ・・・と音をたてながら源の欲が吐き出される
それを抜くとでろろ・・・と白濁液が樹里奈から溢れ出す


「やべぇ、出し過ぎちまった・・・」

くたりとする樹里奈を抱き上げ浴槽に運ぶと体を綺麗にしてやり、長椅子に寝かせる

いつの間にか樹里奈は意識を手放していた