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藤堂家の事情【R18】

第2章 暗黙のルール


「樹里奈・・・っ」

源は樹里奈の膝裏に手を通すと正面から抱き上げそのまま樹里奈を突き刺す

「んぁっ・・・」

樹里奈は減の首に腕を回す

「んぁっ・・・深い・・よぉっ・・・」

樹里奈の体重がそのまま深く刺さる

「はっ・・・この体位最高っ・・・だっ・・」

躰が揺らされる度に源の躰に樹里奈の躰が擦りつけられる

「躰全体で・・っ、樹里奈を感じるっ・・・」

「んぁっ・・・あたしっ・・・もうっ・・・」

「くっ・・・んな、締め付ける、なっ・・・」

2人は同時に果てた

はぁはぁ・・・と荒い息を吐きながら、樹里奈はコテンと源の胸へ倒れ込む

「悪いな・・・辛かったか?」

「ん・・・ちょっと・・・」

「・・・待ってろ・・」

源は樹里奈をソファーに横たえると、タオルとお湯の入った桶を持ってくる

「今、綺麗にしてやるからな」

源は丁寧に樹里奈を拭きあげていく

不器用ながらも、丁寧に・・・愛しむように・・・

「ありがと、源さん」

「よしっと・・・これで綺麗になったぞ・・・だけどシャワー浴びたいだろ?」

「ん・・・でも、もうちょっと休んでから・・・」

「そっか・・・」

源が樹里奈の頭を優しく撫でる

樹里奈は安心したように目を閉じた





樹里奈が目を覚ますと源が樹里奈を抱きしめて眠っていた

「ん・・・源さん・・・」

「ん~・・・起きたか?」

「ん・・シャワー浴びてきてもいい?」

「ああ」

ちゅっと樹里奈にキスをする

樹里奈はシーツを纏いながら、シャワー室へと消えて行った


「・・・源さん」

暫くして遠慮がちにシャワー室から樹里奈が顔を出す

「どうした?」

「あの・・・服・・」

「まだ乾いてねぇよ」

「あの・・・じゃ・・・Tシャツかして?」

「もうストックは部屋に戻らなきゃない」

「え~・・・じゃあどうすれば・・」

「乾くまでこのままいればいいっ」

ガチャリっとシャワー室のドアを全開にする

「きゃっ・・」

バランスを崩した樹里奈を抱き留める

「こうして抱きしめていれば恥かしくないだろう?」

「や・・・もう・・・はずかしいよ」

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