第7章 理性の切れる5秒前*
完全に興奮しきったカラ松は夢中で雪の声が伝わらない。
されるがまま状態だ。
雪「ねぇっカラ松…!んっ///あぁっ!…///」
カ「雪ちゃん……ヤバいっ……!」
気づくとカラ松は服を上に捲し上げ、
がぶりと雪の突起物を口に含む。
雪「ふぁっ?!///…あっ…///ぅあ///」
カ「ん……」
さっきまで口にあった舌が今は胸にある。
今までされて嫌なことだったのが嫌じゃない。
__これはどういう感情なの?
カラ松は甘噛みをしたり、かと思えば吸って舐めたり、
体が震え続ける。
雪「うぅ///……ねぇカラ…松…///ぁあ///」
カ「んむ……ん…」
わかんない、わかんないよ…
これは何なの?ねぇ……わかんない……
雪「ふ、あぁっ///あぁ…ん///」
カ「ん…ふ…」
わからない。ただ、わからないよ……!
雪「ねぇッ…///何か……クる…ッ…///!怖…い…!///」
カ「……んん…ふ…むぁ…」
カラ松は聞く耳を以前持たず。
雪の"何か"なんて一切考えてなかった。
雪「カラ…ま…つ…!///」
カ「ん…__!!っ…あっ!」
瞬間、頭が真っ白になった。
ふわりと、ぼんやりと意識が遠のいて……
雪「……んぁあっ///!!!!」ビクッ
カ「!」
体が大きく震えた。今までで一番、大きく。
__そう、雪は、イッた。
カ「雪…ちゃん…?」
雪「はぁ…はぁ……っはぁ…」
本当に何だろうこの感じ。ずっと雪はそのことを考え続けた。
あぁ、やっちまった。
やってしまった。
思いっきり、貪ってしまったんだ……。
カ「雪…ちゃん…?」
雪「……?ん…?」
ぼんやりとする。目は潤っていた。
さっき大きく震えた雪ちゃんの体。
ああ、俺、雪ちゃんを……
カ「イッたの?…」
雪「イッ……た……?」
イかせたんだ。勢いで。
雪ちゃんは手を上にあげて、ぼんやりと眺めている。
カ「……」
雪「イッたのか…な……あはは…」
へにゃりと雪ちゃんは笑う。
俺は酷いことしたのに____
雪「…初めてだよ……今までのさ、ただ、痛いだけだったし…」
カ「…」
雪「何か凄かったよ…えへへ…ねぇカラ松?」
カ「…」
雪「返事してよ……カラ…松…?」
雪はバッと起き上がる。
__カラ松は涙を流していた。