第7章 理性の切れる5秒前*
カ「っつ…これ以上は…、歯止めが効かないかもしれない」
雪「?……」トロン
カ「っ…その顔はダメだ…///」
ふいっ とカラ松はそっぽ向いてしまった。
雪「……これ以上って?」
カ「…わからないのか?」
雪「……以上がわからない。どこからダメなの?」
あぁ…とカラ松は悟る。
雪には全てが悪で、酷なものだったから。
以上も以下もない。
カ「……俺にされて”嫌なこと”が”以上”だ…」
雪「…!」
息をのむ。
真剣な目でカラ松に見つめられた。
カ「…キスを受け入れてくれて…嬉しかったぜ雪ちゃん」
雪「…」
カ「だからもう寝よう、明日は何があるんだろうな__」
雪「…カラ松にされて嫌なことってなあに?」
カ「え…」
雪はカラ松の逃げようとする言葉を遮った。
雪「私、わかんない……カラ松好きだもん」
カ「んな……!///」
本当に雪ちゃんはヤバい。
雪ちゃんのいう 好き はきっと、親友だとかそっちだろうけどでも、その好き、は余裕で俺の理性を切れる言葉だった。
貪ったキスでとろんとした目、俺がこんな目にした。
そう思うだけでもっと興奮した。
カ「雪ちゃん…」
雪「教えて?」
カ「え?」
雪「カラ松がしたいこと、教えてよ。何でも力になるよ。」
本当に雪ちゃんは行為のことについて何もわからないのか……?
ここまでしたら普通、この先わかるだろ……。
キスまでしても、雪は凄く純粋で真剣な目だった。
俺がこの純粋さを汚してもいいのだろうか。
ぐらぐらとした思考のなか。我慢なんて俺には出来なくて、
雪「っ!」
カラ松は雪の両腕を掴んだ
カ「……ここまでされたら、俺ももう無理だっ__」
雪「っ__ひゃ」
カラ松は耐えられず、雪のたわわな胸をパジャマの上から揉んだ
カ「っ…やわらか……」
雪「んんっ、ふぁ……」
これが、カラ松のいう、嫌なこと?
カ「っ…(声…可愛い)」
雪「んっ…(まるでカラ松じゃないみたい)」
嫌なことなのかな
カ「っ……直接、いいか…?」
雪「え、あぁっちょっと待って…あっ!」
カラ松は返事も聞かずに手をパジャマの中に突っ込んで、
荒く揉んだ。
雪「っあ…待って…痛…いっ!」
カ「っつ……ヤバ…」