第6章 ナメたら死にますよ?
「あ?何だよ__兄ちゃんっっ!!」
そういい一人がチョロ松にむかってナイフを振りかざした。
チ「……」バシッ
「あ?」
がしりと黒の奴のナイフをもつ腕をつかみとめる。
そしてチョロ松は
チ「____ぶっ殺す」ブチッ
チョロ松の何かがキレた音とともに、言い放ち、
「おい何言って__うぐっ!?」
もう片方の手を握りしめ腹に拳をめり込ませた。
そのまま黒の奴は倒れる。
「っ!?……おいアイツ殺せ!!」
黒のひとりが言い放った瞬間、そいつ以外全員がチョロ松に向かってきた。
チ「……本当ムカつくなぁ」
雪「っ!!チョロ松逃げて!!」
「「「うぉおおおらぁあああっ!!」」」
チ「…。」
最初三人ほどだろうか、向かっていったが……
ゴシャッ
チ「…ふぅ」
「「「うぐ…」」」
三人とも、チョロ松の蹴りで一瞬にして倒れていった。
「なっ…!?」
雪「__!チョロ松……。」
チ「あー…あ…」
そういいチョロ松は頭を掻いた。
そして
チ「あぁ、もう…こんな姿みせたくなかったのになぁ__」
目の色を変えて、黒の奴らのもとへと向かっていった。
「うがあっ」
「ぐあっ」
ボコボコにチョロ松は倒していく。
雪「……チョロ松……すご……」
正直、チョロ松ってビビりだと思ってた___。
それが今やどうだろうか、彼は__
チ「っオラァッッ!!」ガッ
黒の奴らを一瞬にして倒していく。
__いつもの彼とは大違いだ。
雪「……チョロ松…」
いつの間にかチョロ松の戦う姿に見惚れていた。
「おいっ見惚れてんじゃねぇ!」ギュウウウ
雪「うっ…!」
首を絞める力を強められる。
苦しい……!
雪「うっぐあっ……あ゛…」
チ「おい…雪を離せ!!」バキッ
チョロ松はいつの間にか倒していて、残るは雪の首を絞める一人だけとなった。
チョロ松は首をバキバキと鳴らしながらこっちにくる。
「~~くんじゃねえ!!こいつの首をへし折るぞ!!!!」
チ「あぁ?……やったらどうなるかわかってんの?」ギロ
「っ……!」ゾク
一度、黒の奴はうろたえて、そして下をむき
「……」
チ「何黙ってんだよ。早く雪を離せ。」
「……くくくく」
チ「あぁ?何笑って__」
雪「__!チョロ松っ後ろ!」