第5章 甘くてとろけそうな味*
トド松の泣きそうで震えた声が雪の心をしめつけた。
雪「…!」
ト「だめ…かな…」
雪「っ……__!」
だめだ、私がおちていきそうだ。
トド松は蛇みたいだ…私を翻弄して、
だんだんきつくしめて……わたしをおとす。
__こんな甘ったるい彼の甘え、断れない。
雪「い、…いよ?……」へにゃ
へにゃりと雪はわらってみせる。
女優とは思えない火照って、涙目で崩れた笑顔。
それがトド松のスイッチをおしたことも知らずに。
ト「__!雪ちゃんっ…」
雪「!っっ…ふ…!?」
トド松は雪の口に小鳥のようなキスをした。
ト「ん…甘いね…雪ちゃんのくち」
雪「んむ…そんなこと言わないで…ん…!」
何度も何度も、してトド松が
ト「口…開けて…ダメ?」
雪「っ…それは__ふぁ!」
ト「んむぁ…、えへへ……我慢できないみたい…」
雪「トド…松…んぁ…ふぁ…」
雪が喋ろうとしたらトド松が無理やり深いキスをしてきた。
にちゃ……といやらしい音が部屋に響く。
それだけで、体は熱くなるようだ。
だんだんトド松は角度を大きくしたり変えたりしてくる。
変化が多くて雪は混乱してきた。
雪「…ふっ……も…ぅあ…」
ト「んふ……んむ…ふ……」
だんだん苦しくなってきたので
それをトド松に伝えようとした
だが
雪「んむ…ねぇっ………ん!?…」
ト「…は…ぁ……ん…」
聞いてくれそうにない
本当に苦しくて涙がでそうになったところでやめてくれた。
雪「ぷは…っ///…もうト…ド松…!///」ウル
ト「…ふふ♡…涙目なのすっごく可愛いよ…?雪ちゃん」
トド松は雪の目にたまる涙を人差し指でぬぐった。
雪「…ん……トド松……」
ト「雪ちゃん…」
雪「私変だ……なんか変な気分…熱い…」
ト「…ふふ、もう、またキスしちゃうよ?…」
雪「あっ…もう苦しいのはって…んむぁ…!///」
…ふふ、雪ちゃんのキスもらい…兄さんたちもまだキスはしてないでしょ……へへ♪
ああ愛おしい雪ちゃん。
キスは思った通り甘くてとろけそうだ…たまんない…!
ト「んむ…ふ…ぷは…♡」
雪「ふ…はぁ…もうキツイ…よぉ…///」ウル
ト「ふふ」