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【おそ松さん】僕らが愛したのは君だけで

第5章 甘くてとろけそうな味*


雪「パジャマ忘れただけだもんー!!///」

雪は顔を手で覆った。

__隠すべき場所はほかにあるのに


カ「うっ…ぐ…///水を飲みにいくか……」

カラ松は雪を見ることができなくなり席をはずした。

一「…ッくそ///」
十「あ…えっと…///」

一松も席を外す。それを見て十四松も悩んでいる。

お「とりあえず、チョロ松が…仕方ねぇな…///」
十「あっ…お、俺も、兄さん」

おそ松はとりあえず、混乱して動けないチョロ松を助けに行くことにした。それに続いて十四松も行く。

雪「えっとえっとととと…」

視界がぐるぐるとし、白目をむきそうになっていた。

そのとき、


ト「…ねぇー?何さっきから騒いで__雪ちゃん?!///」

雪「とととととととttttt…」暴走
ト「(混乱してる!?)雪ちゃんっ!?_もう!」

トド松が二階からとび出してきた。

トド松は雪の腕をパシリとつかむ。

雪「__ふぇ…?」
ト「…!?///雪ちゃん自重してっ!」

雪は何が?とこてんと首を傾けた。

ト「あぁ~もうっ!…もう寝よう雪ちゃん?…それと
__兄さん達、雪ちゃん虐めたらだめだからね!!」

トド松は兄さん達が誤解だとか言おうとしたのを無視して
雪の腕をひいて二階へと急いだ。




ト「あぁ…何だ、だからコスプレ姿を…」
雪「パジャマ忘れただけなのになぁ…ハハハ」

私は落ち着いた後トド松に事情を説明した。

何でパジャマを上においてきてしまっただけでこうなったのだろう。自分でも泣ける。

…災難だらけだ。

ト「…まぁでもしょうがないよ。」
雪「へ?」

トド松は私にそっと近づいてきた。


ト「だって、男は皆…獣なんだから__」

雪「っ!?_」


トド松は雪の首筋に口づけをした。

雪「ひゃっ…///」ビクッ
ト「ん…♡」

トド松は首筋にキスする度にリップ音を響かせる。
その音は雪を震わせた。

雪「なん…で……トド松…ぅ…あ…」
ト「…ふふ、可愛いなぁ雪ちゃん、ごめんごめん。」

トド松は雪からバッと離れた。

雪「(何だろう…今の何か…)何でいきなり…」
ト「実はね、雪ちゃんと練習するからはりきって、
台本すこ~しだけ覚えたんだ!ほらココ」

トド松は床に置いていた私の台本をとり、ほらここ、と雪にセリフを見せた。

雪「あ…ほんとだ。」
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