第3章 俺が教えてあげようか?
チ「ところで、朝は誰がつくる?」
一「俺アレ食べたいしいつものつくる」
一松はそういうとキッチンへ向かっていった
チ「アレってことはアレか〜」
雪「アレってなに?」
ト「多分いつもの猫まんまじゃない?一松兄さん好きなんだよ」
雪「そうなんだ?一松らしい……」
猫らしい彼がねこまんまを食べるのだと思うと少し笑える
ト「あ、そうだ雪ちゃん、今日僕と一緒に寝よ?」
雪「え?うんわかったいいよ」
トド松は他の兄弟の悔し顔を横目にドヤ顔をした。雪はそれに気づかずニコニコと微笑む
雪「それにしてもトド松って都会っこ感でてるよね」
ト「そう?じゃあ今日行きたいカフェあるんだけどいこう?」
雪「良いの?やった〜カフェ久しぶりだ!行こう行こう!」
ト「うん!えへへ〜楽しみだなぁ!」
そう言っていると一松が本当に猫まんま7人分持ってきた
一「……猫まんまいける?」
雪「!うん、一松らしいね」
一「……そ」
少し微笑んでから一松は猫まんまを机に置いてった
湯気がふわふわ出ていて、本当美味しそう、簡単に作れておいしい……最高だ
雪「いただきます」
私は幸せな気分に浸りながら猫まんまを食べた
…
雪「おいしかった!歯磨きしに行こうっと」
ト「あ、僕も今のうちに服選ぼっと」
そういい、雪もトド松もでていった。残された皆がトド松をじっと睨む
お「あ~トド松にやられた~!」
チ「本当にそういうのは上手いよね、隙がなかったよ」
一「……(俺はまぁいいかな)」
十「トド松兄さんいーなー!俺もやきうしたい!」
チ「野球って……」
えへへーと、十四松はゆらゆら揺れ、それを横目におそ松はため息をつき
お「(まぁいいや、俺は後からゆっくり攻めよう)」
おそ松は隠れて余裕ぶった笑顔をしてみせた
…
雪「……ふぅ、さて店ちゃんの服確か沢山あったよね」
その頃歯も磨き終わり、雪は2階へ行き服を選んでいた
雪「どうやって顔を隠そうかな~」
頭を隠さなくても、ポニーテールをしたりすれば、まぁまぁいける
昨日は完全に追われてたから大きなフードを被っていたけれど
雪「うーん……あ、これ可愛い」
手に取ったのは花柄のスカート、可愛すぎず派手すぎず、良い具合
雪「うん、これと……あ、髪の毛はサイドテールにしようかな」
わたしは久しぶりに遊べる嬉しさに心はずませ選んだ