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【おそ松さん】僕らが愛したのは君だけで

第1章 出会い


一方そのとある人達

いや、六つ子達は





「「「「「「えええええ!?」」」」」」


お「母さんマジ?!」

よう!読者の皆さん!
始まりそうそうだが
状況説明をするぜ!

俺たちこと
六つ子は現在大ピンチなんだ

ご存知の通り
俺達六つ子は大人、そしてニート
勿論親のスネをかじって生きてきた屑だ

だがしかし

今日目覚めた午前10時
ちゃぶ台の上に
母さんと父さんからの手紙があったんだ

内容は以下の通り

「ニート達へ、
母さんと父さんは新築で暮らすことにしました。
その家は貴方達にあげます。
親からの解放感に浸って下さい。
ニートから脱出している事を
母さんと父さんは祈ります。
母さんと父さんより」

ト「親からの解放感に……って
僕達諦められたってこと!?」

……この通り
俺たちに呆れいつの間にか建てていた
新築に2人は引越し。

俺達は取り残されてしまったんだ

十「解放感?浸る?
温泉ってこと?」

ト「十四松兄さん全っ然違うから!」

トド松がツッコミを決めた最中
一松はニヤニヤしながら呟く

一「つまり捨てられたってこと?
__ゴミだけに?」

ヒヒヒと彼は笑う

ト「いや笑えないから!」
チ「ていうか全部まとめて
ゴミ認定勝手にするのやめてくれない!?」

お「いや俺達ゴミでしょ 社会の」
チ「俺は__」
お「ハローワーク見てるだけなのに?」
チ「お前……!」

おそ松とチョロ松の喧嘩が勃発しかけた
その時だった

カラ松がニヤリとし言い放つ

カ「つまり……神からの試練ということかっ!」

キレッキレに決めているカラ松に
俺達は冷たい視線を送る
一「黙ってろクソ松」

一松の言葉にカラ松は若干怯んだ

カ「……」

お「どうするー?ハタ坊に金貰う?」
ト「違うよ兄さん、金づる坊でしょ?」

チ「いい加減
ハタ坊のこと金づる坊っていうのやめろ!」

お「んじゃあイヤミ」
チ「無理無理アイツホームレス」

お「あーどーすんの!?もう〜」

__これは最大最強の命の危機……!


チ「働くしか……」
一「え〜ヤダ」
チ「今そんなこと言える場合?」
ト「僕自宅警備員〜」

チ「それタダのサボりだから!」

お「……とにかくさ
出てみる?」

俺達はとりあえず外に出た


……今思えば
これがあいつに会うきっかけだったんだな
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