第2章 私の隣
暫く状況に把握出来ず五秒ほど固まった
雪「……あ、十四松くん」
十「み、みてないいやええと!!うぉぉ!」
十四松は固く目を瞑る
そして更に十四松は目を袖で隠す
一方雪は面白いなこの子……と笑いを堪えていた
雪「あ、タオル巻くからちょっと待ってて。ごめんね」
一方十四松はプルプル震え
十「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
と軽くパニックになっていた
そんなに謝らなくてもいいのに……
雪「……よし、もういいよ。十四松くんごめんね?」
十「っ……ええおえ!!??」
恐る恐る手をどけた十四松はまたすぐさま目を隠した
……なんで?
雪は十四松を覗き見た
雪「どうしたの」
十「タオルダメ……!あの、その……服着て!」
雪「え……うん?」
…
ヤバイ
雪ちゃんの裸見ちゃった……!
た、確かに声もかけないで葉を磨きにきたのは悪いけどでもっ
__正直少し僕興奮しちゃった
この前兄さんと見たAVのおねーさんの体でも凄いのに雪ちゃんの体はもっと凄くて……!
って何考えて……!?
そ、それに……
雪「もういいよ」
じゃないよ!
タオル巻いたらもっと凄い……し
その、エロいし……!エロい!
十「〜〜〜〜!!」
十四松は思い出し余計真っ赤に染まりあがる
雪「っ……まっ待ってね、私すぐ着替えるから!」
雪はすぐさまパジャマに着替える
何気に十四松はチラリとまた見てしまい雪の下着を見てまたハッとして顔を赤くした
雪「よし!今度は本当に大丈夫だよ十四松くん!」
十「……良かった……じゃなくて!ごめん……!」
雪「……ううん」
よしよしと雪は十四松の頭を撫でる
暖まった雪の手は気持ちよく心地よい
十四松は少し戸惑いながらも癒されていた
雪「十四松くん大丈夫だよ、私も何も考えずでてきてごめんね」
十「……ううん、俺も声かけてなかったから……」
雪「そんな自分責めないでよ、大丈夫大丈夫」
十「う、うん……」
暫く十四松は心地いい雪の撫でに身を預けた
十「……そ、そろそろ俺でないと」
雪「あー…待って十四松くん」
十「え?」
出ていこうとする十四松を雪は腕を掴み止めた
雪「耳貸して……?」
十「ええ?!……あ、うん!」
真っ赤に十四松がなりながらも耳を貸す
雪「廊下に人がいる」
十「……え?」