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【おそ松さん】僕らが愛したのは君だけで

第14章 予想外の奇襲


お「……」

気のせいかもしれないけど……
雪、なんかこう

__悲しい顔してる?

雪「こんな薬、もう使いたくなかったけど……
まあ仕方ないよね」

雪が突然こちらに向かって微笑んできた

お「!
あ〜ええと、そうだないろいろ面倒くさくなるもんな」
雪「でしょ?
そう、仕方がないのよ。……仕方が」

なんだか雪の言葉が俺達にむけてではなく、
自分に言い聞かせているようにみえた

カ「……とりあえずありがとう雪に……おそ松
正直終わりだと思っていたんだ」
雪「っははまさか!見捨てるわけないでしょ?
……その、約束だってあるんだから」
カ「約束……ああ、そうだな」

じっと2人は見つめ合う

……っておい俺を置いて2人何してんだ!
すかさず俺は止めに入った

お「はーいストーッップ!!
俺をおいてやめてくんない?

後そういうのは助かってからでも遅くないだろ!」

2人はキョトンとしてから
暫くして気づいたのか照れながら笑んだ

雪「は、ははは!!そうだ、ね!!
あーもう何言ってんだか!」

カ「そ、そそそうだな!

__っとそうだ雪!」
雪「? 何?」

カラ松は先程見つけた時限爆弾のほうを指さす
雪が首を傾げながらも指さす方へ向かった

雪「っこれ時限爆弾……!」
お「なになに?……ってヤバ初めてみた!」
雪「いや逆に見たことある方が怖いわ!
……見たところ解除ケーブルも隠されてるね
隙間から変なスイッチも見えるし……

開けようとしたら起爆する可能性大」

カ「やはりそうか……
とにかくそれをさっき見つけたんだ
それに……さっき黒の奴らが言ってた」
雪「……なにを?」

雪は時限爆弾を抱えながら振り向く

カ「……アイツらはこのビルごと職員も監督も
……何もかも爆破するつもりなんだ」

雪「監督も……何処にいるか予想ある?」
カ「……いや
俺と実森さんは別行動なんだ
監督も羽場さんも……襲われてしまってその後は……」
お「わかんねーってことか……」

コクリとカラ松は頷く

雪「……とりあえず実森さんを保護してもらおう
実森さんまで巻き込まれるのは避けなきゃ」
お「おう」

あと……
と、雪は抱える時限爆弾に目を移す

雪「これは一旦置いたままにしておこう
先に人質……監督や羽場さんマネージャーさん達を助ける

そこからだよ」

カ「ああ!」
お「実行だな」
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