第2章 私の隣
……いやいきなり何!?!?
確かに見てたけど!でもなんで目の前に!?
じゃれあってたじゃん何で!?
まさか俺に罵声を__!そうですよ俺は汚いゴミで__
雪「はは!皆と全然違う〜可愛いね」
一「んなっ!んなわけないしそれならトド松のほうが__」
雪「一松くんも可愛いよ」
一「へっ!?」
雪の言葉が予想外で怯えていた
その様子が雪には嫌がられてるように見えひいておくことにした
雪「あ、ええと……嫌だったのかな、ごめんね」
一「いやそ、それは……!」
雪は他の皆の所へ行ってしまった
一松は諦め手を中に止めた
一「嫌じゃ……ないけど__」
ポツリと呟く
違う、違う……そうじゃなくてさ
アンタは今もしてるじゃんか、
小さく今も__
ト「兄〜さん?」
一「っトド松!?」
ト「呼んだだけだよ?何驚いてんの?」
クスクスと笑われる
いやでも何でビビったの俺……
ト「ま、でも意味はあるんだよ?話し合い!」
一「は?」
指さすほうを見ると皆真剣な顔でちゃぶ台に集まっていた
一「え……」
空気もいつもと違う
お「よし!始めよう……大切な、会議を」
おそ松兄さんは余裕な顔で少し切ない顔をしていた
お「何回目……まいっか、今回の議題は__はいトド松!」
ト「はい、ええー今回の議題はこちら
誰が雪ちゃんが寝ている間命かけて守るか、です」
先程までの空気はどこへ行ったのか
まるで世界の命運をかけた会議のようになっている
チ「ええ、言い換えますと……」
お「そうです、この一言につきます……」
____『戦争』
この後、彼らの家は震源地となった
…
雪「っ__地震!?今の大きかったような……」
何やら1階が騒がしい
だけどさっきチョロ松くんが2階で待っててって言ったっけ
雪「ほとぼりさめるまで待とうかな。逃がしてくれたのかもだし」
とは言え気になるのは気になる……だがしかし
雪「そんなことより……疲れた!」
雪はそのまま床に突っ伏した
__今日の私は違うことをしまくった
まだ終わりではないだろうけれど……でも
慣れないことばかりだ。
だけれど
雪「この感じが……普通、なのかな」
自分の手を天井へ掲げる
__いつも通りの私だった