第2章 私の隣
カ「よしもう大丈夫だ、行こう」
そして私達は帰ることが出来たのであった
ガラリと引き戸を開けて中に入る
カ「なかなか波乱万丈で楽しかったな」
雪「うん!こんなに楽しいの初めてだよ!」
カ「本当か!それは良かった!」
嬉しそうに跳ねるカラ松にキュンとする
雪「(可愛い……)本当に!よし!早く皆に見せよう!」
カ「ああ!」
雪とカラ松はワクワクしながらリビングへ向かった
お「あ!雪ちゃん帰ってきた!おかえ__待って誰!?」
おそ松の声に反応して皆雪の方を見る
隣のカラ松に驚いて えっ と声が揃った
チ「いや本当に誰!?こんなイケメン……え!?」
一「な、なんで、え?」
十「ウェ!?」
ト「なんで上級の人が……マジ誰なの?!」
雪「ふっふっふ……!」
ニンマリと雪とカラ松はし、カラ松は決めポーズをした
カ「フッ……六つ子であり次男!カラ松さ!」
おチ一十ト「「「「「は!?カラ松!?!?」」」」」
皆声を合わせ叫びポカンとしていた
それを横目に雪とカラ松はハイタッチをする
お「お前何したの!?」
カ「Fashion change!!雪ちゃんが選んでくれたのさ!」
雪「それにお揃いのネックレス!」
雪はジャーン!と自身のを手に取る
カ「っとぉ!?雪ちゃんそのことは__っ!?」
瞬間皆がカラ松をギロりと睨む
カ「ひっ……!」
思わず悲鳴をあげた
雪はそれをポカンと見つめる
お「お兄ちゃんと話そうな!カラ松」
カ「遠慮させていただ」
お「話そうな?」
言葉の圧力がカラ松に襲いかかった
雪「悪いことしたのかな__って!?」
十「ッドーーーン!」
雪の相手をしに十四松が飛んできた
雪「なっ……十四松くん!?」
十「本当に似合ってる!かわいい!」
雪「……ああこれ?いいでしょ」
雪はネックレスに手を添えた
十「すっげー似合う!!」
雪「ありがとう十四松くん」
私は十四松くんを撫でた
十「えへへ〜」
ト「あ!ズルーい!僕にもして!」
雪「勿論だよ〜かわいいなぁ」
ト「えへ!幸せ♡」
と、急に視線を感じその方を見る
一「…」
雪「!どうしたの、一松くん……?」
一「別に」
雪「見つめてきたのに?__って冷たいなあ」
雪は一松の前に座った
一「えっ、なっ」