第12章 染まりゆく私は。*
待って、もしかして……皆__
チ「僕のこともっと考えてよ……!」
雪「きゃあっ!! ひぁ、うぅ」
頭の中ででてきたことを快感で消される
ト「ふふ……あ〜、もうすぐヤバイかも……!」
チ「っ……そろそろ僕も余裕ないかなぁ……っ!」
雪「あぁ あ、!私も、もう……ダメ__!」
足の指が自然にきゅっとなる
体が勝手に力む
ト「っ……もうイク__!」
チ「雪ちゃんも……?なら皆で__!」
雪「ひぁああ!!ダメ___!!!」
頭が真っ白になった瞬間だった。
閃光が……走る
ト「っん__!」
チ「っく……!」
雪「あああああ……!」
自分の中がとても熱かった。
それだけ覚えている。
イキきった後、暫く余韻を感じてから
チョロ松とトド松は自身のを抜いた
雪は息を荒くし少し落ち着いた後布団に転がった
雪「はぁ……はぁっ__はぁ……」
ト「っ……はぁ、なかなかキツイかも」
チ「でもとても……気持ちよかったなぁ」
ばかやろう、一番シンドいのは私だ!
そう元気ならいうんだろな……とぼんやり考える
だんだん睡魔が私を包み込んだ
ぼんやりとした生暖かい気持ちよさが脳を包む
雪「……はぁ、はぁ……」
ケータイの小さな光がメールの受け取りを表示する
……マネージャーさん今も働いてるのかな
明日は確か休み……
チ「……そろそろ寝る?バイクの音……いつもの郵便かな」
ト「じゃあもう3時か……速いなあ〜あはは」
虫の息の雪をそっとトド松は撫でた
ピクリと反応する
ト「ごめんね雪ちゃん、どうしても……とられたみたいでさ」
どうやら私が寝ている てい で話しているようだ
ト「好きなのに酷いことしちゃった……嫉妬してごめんね……」
雪「(……嫉妬)」
チ「……僕も暴走して半分襲ったみたいになっちゃったな……
雪ちゃんいろいろ無理させてごめんね__」
チョロ松も私を撫でて切なそうに言った
チ「最初はもっとちゃんとした人になってからって考えてたのに
告白というか……言っちゃったなあ」
雪「(告白……)」
告白、嫉妬、二つが少し胸をチクリと痛めた
雪「(私は……最低な人だ。
こんなに想いを寄せてもらってるのに)」
__決めれない。わからない。
私もごめんなさい
そう声にならない声で呟いた雪は夢の世界へといった