第11章 それは突然に
雪「一緒に寄り道したいの!!!」
カ「……え」
ついに爆発して本音を曝露する。
カラ松は雪にびっくりして唖然とする
雪は我に帰ってかぁっと顔を赤く染めた
雪「そ、そそそそえっとああああああ」
カ「///…あっええっとじ、事情はわかった。___フッ、この俺と甘い夜を過ごしたいのだな……?」
雪「このタイミングでそれいうのっ!?」
カ「照れなくてもいいんだぜ……?ほら最初に俺と愛の__」
雪「……ぷっ、あははははっ!もーこのタイミングでなんで痛く_」
カ「……よし」
雪「え?なにが……?」
首をかしげる雪に対しカラ松は雪の頭をぽんぽんっとする
カ「……笑ってくれて何よりだ。良かった。」
雪「っふひゃ?!////」
カラ松の優しさがド直球にきすぎて変な声がでた
カラ松は変な声をだす私が面白くて笑う
カ「っははは!可愛いなあ〜」
雪「あ、あっあやすな!!これでも大の大人なのっやめて!」
カ「くはっ……その反応が可愛いんだがなぁ?」
雪「とっとにかく!また後で路地裏の場所教えるから!」
カ「?!おい、路地裏って何だ?!路地裏って__おいっ!」
ダッシュでその場を逃げ去る。
カラ松の呼ぶ声も無視しとにかく逃げることに専念した
カ「……さて、探るか__」
…
雪「っ…はぁ、屋上、ついた……」
ガチャンッとドアを閉め一旦休憩する。
__まだ鼓動は激しい。
雪「いやこれは走ったせい走ったせい……であってくれ」
はぁ~~っと息をいっきに吐き切る
空を見るとピカピカの夜景に負けないくらい月が輝いていた
雪「…くっそ綺麗だなぁ。」
思わずぽろりとでる
それほど月が綺麗なのだ
__まぁそんな長居はしてられない。
そろそろいかなきゃ。
私はいつも通りいつものマンションにリールガンをむけ撃った
ビュンッ
スタッ
……一個目。
次は降りる。
下に誰もいないことを確認し行こうとリールガンを向けた
そのときだった
?「いつもそうやってんの?」
雪「!__その声、この前の……」
?「……そ、君の予想通りだよ」
後ろに立っているソイツはゆっくりとした足取りで、
一定のリズムで靴音を鳴らしながら
ア「お久しぶり、新人のお姉さん」
…ホスト、羽葉 アキラが私の隣に並んだ。