第10章 俺のこと見てよ*
そしておそ松も静かに帰り数十分後
ト「わっいい匂いする!」
静かだったリビングにトド松の声が響く。
六ご全員が揃って静かに雪の手作りご飯を待つ中、ふわふわといい香りがただよってきた。
トド松の声にぴくりとほかの五人も体を揺らした。
それと同時にただよう香りを吸い込む。
……とってもいい匂いで涎が口に溜まった。
カ「む……美味そうな匂いだ」
チ「わ~……母さんのご飯みたい」
十「すっげー!いい匂い!!」
ト「うわー楽しみ!!」
お「うまそーなのつくってたよ」
一「……覗きに行ってたの」
お「おう!母さんのエプロンつけてた」
ト「わ~いいな~!見たかった!」
チ「どんなのつくってたの?」
お「それは__」
おそ松が言いかけた時だった。
丁度ドアが開き
雪「できたよ~♪」
お「お、ちょうどだ」
エプロン姿のままでてきた雪に視線が集まる。
おカチ一十ト((((((かわいいー!!!♡♡♡))))))
雪「……?まあとりあえず、ちょっと待ってね~」
そういうと雪はもう一度台所の方へ消えて料理をサッと持ってきた。
……数分後
まるで高級ホテルのような持ち方で全員分の料理を持ちちゃぶ台に瞬間並べる。
おカチ一十ト「「「「「「おいしそー!!!」」」」」」
雪「ふー……じゃあ召し上がれ♪」
おカチ一十ト「「「「「「いただきまーす!!!」」」」」」
六人全員瞬間口にできたての料理を口に運んだ。
雪「なんも凝ってないけど……ごめんね~」
雪が作ったのは至ってシンプル
ベーコンエッグトースト、ほうれん草と玉ねぎ、人参のバター炒め、コーンスープだ。
洋式で普通なごはん。
雪は口に運び味わう六人を緊張しながらも見つめる。
味わって、ゴクリ。
雪はドキドキしながらどうですか……と聞いてみた。
おカチ一十ト「「「「「「おいしいー♡♡!!!」」」」」」
雪「……よかったぁ」フゥ
安息し、ふうと息がでた。
良かった美味しいみたいだ。
雪「よかった~美味しいみたいで……最近料理してなかったから怖かったの」
お「すっげーうまい!!」
カ「これは美味い……!」
チ「凄く美味しいよ…!」
一「……うま…!」
十「すっげーー美味しいーー!!」
ト「とっても美味しいよ雪ちゃん♡」
雪「んーどれどれ」
自分用に盛り付けた料理を一口食べてみる