第9章 責任とって従って。*
四人がそんな話をしていることも知らず
一方雪たちは、
雪「はいるよ~……って、あれ、風呂入ってないの?」
一「……待ってただけだけど」
そっかと答えて雪は定位置にある歯ブラシをとり水をかけた
雪「そっか、一松、何でお返しが従うことなの?」
一「別に……何だっていいだろ」
雪「…そ」
未だに疑問を持つ雪に一松は少し苛立った。
一「ッチ(やっぱりアンタはわかってない……)」
雪「で、何で洗面所によんだの?」
一「……アンタ、何教わったの?クソ松に」
雪「教わる……?」
教わる…って?
一「アンタに俺が教えたげようかって言ったよね。……何勝手にいろいろ教わってんの?……よりにもよってクソ松に」
じろりと見られるがよくわからず首を傾げた
雪「教わったって……演技のことは何も……」
一「……違う」
一「__アンタ昨日イッてたんでしょ?違う?」ニヤリ
雪「///!?……っ一松、何、言ってんのっ…!!」
一「今日」
雪「?」
一「全部……全部俺に教えられててよ、雪?」
雪「っ!」ゾク
いつも名前を呼ばれなかったから驚いた。
何で突然名前を?___って聞こうとしたら、一松はニンマリとしながら気付けば全裸になっていて、風呂にはいっていた。
雪「何、さ……今の……///」
バクバクと心臓が高鳴る中、乾いてしまった歯ブラシをもう一度濡らした。
…
__そうして、疑問を抱きながら数十分後、
歯も磨いて廊下で待っていたら
一「……あ」
雪「__一応二階行かずに待ってたけど、よかった?」
一松の湿っている黒髪に白いタオルが映えている。
そんな彼に少し優越感きどりで微笑んでみせると
タオルで髪の毛をかきながら
一「……いーじゃん」ニンマリ
雪「…!」
愉快そうに笑った。
雪「…よかった♪じゃあ行こ?」
一「ん。」
二階へとあがった。
__まさか一松が思い切り襲うなんて雪は知らずに。
…
お「一松らしくないな。兄ちゃんにも見せればいいのに」
陰で見守っていたおそ松
どうやら今はまだ何も酷いことされてないみたいだ
お「…兄ちゃんしってるんだぞ?一松がこっそり抜け出して二階に行って耳たててるの」
まあ兄弟の前で言ったら殺されそうだしやめてるけどね
お「あ~俺ガチでいいやつだわ~♪」