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【おそ松さん】僕らが愛したのは君だけで

第9章 責任とって従って。*


お「ど、どういう電話だったの?」
チ「傷とか痣とか言ってたけど、ばれた?」

雪「んーん、違う、ばれてないよ。」

よかった~…と五人が胸をなでおろした

雪「まぁ、明日から仕事再開だから、家にいれなくなるだけ」
お「へー……って、え!?仕事!?それって……」
雪「この前いってた映画の奴、監督さんが痣つきのままでろってさ」
ト「え、でも一か月休むって言ったんでしょ?!」

雪「テレビでもニュースになってたけどね。あーこれまたニュースなるかな。監督に批判いかないようにしなきゃ」

チ「いや、そうじゃなくて雪ちゃんそれで大丈夫なの?!台本覚えてんの?!」
雪「もちろーん!……あれ結構覚えるのかかったよ__一週間?」

まじかよ……とチョロ松は口元をひきつらせた

カ「本当凄いな……台本なんて3週間はかかったぜ……」
一「演劇部と女優は違うでしょ……しかも目の前にいるのはその頂点なんだしさ」

雪「……まぁそういうわけだし、早く寝ないといけないんで、歯磨いてきま~す」

手をひらひらさせて雪は洗面所へとむかった。

雪「あ、一松風呂はいるんでしょ、先いく?」
一「…今いく」
雪「あ、じゃあ廊下にいるからできたらよん__」

無視して雪の横を通っていった。

雪「え、聞いてる?!」

そういうと一松はくるりと振り返って

一「一緒に来てよ。」
雪「え、」

じっと見つめられながら猫背の彼は小声で言った。

雪「いやーでも事故が……」
一「……命令」ボソ

命令?あぁあのジャージの責任か。
何でこんな命令をするのか疑問に思いながら

雪「…わかった」

先に入っといてとアイコンタクトをした
一松はフイッと洗面所のほうを向きはいっていった

ちらっとリビングのほうをみると

お「…!」
ト「…!」
カ「…?」
チ「…。」

隠しているつもりなのだろうけれど
四人が少し私を気にしているようにみえる

雪「『じゃあ私先にいくね』」

演技してからドアを閉めた。


お「……あいつらどういう関係なの」
ト「ジャージ汚されたからとかー?」
チ「この前十四松に汚されてブチギレてたよね」

カ「……今だけペットとかか?」
お「はっ?!お前っカラ松何いってんの?!」

カ「この前一松のパーカーを踏んでしまってな……命令に従えとか言われてな……猫缶買いにいかされただけだが」

お「ヤバそう」
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