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【おそ松さん】僕らが愛したのは君だけで

第9章 責任とって従って。*


雪「…ごちそうさまでした。」

お「おー」ジッ
チ「ん。」ジッ
一「…」ジッ
カ「あぁ」ジッ
ト「うん」ジーッ

雪「何で終始黙って私一人ご飯食べてる私をみるの」

お「んーん、別に。なんとなく」
チ「見るものないしね」

まぁいいけどさ、って答えてから私は頭の付け根を触る

少しピリッとした。

雪(十四松につけられた傷……気にしなくてもいいかなぁ…)

お「?どしたの、ニキビできたの?」
ト「兄さん女の子にニキビって!!」
雪「……そんなもんかな。」

十四松に噛まれましたなんていえるわけもない。

お「え?怒った?」
雪「あ、いやそういうわけじゃ__!」ピクッ

ポケットにいれてたスマホからバイブ音がなった。
……電話。

雪「あ、ごめん。……マネージャー?」

かけてきたのはマネージャーだった。

五人がえっっと声を漏らす

チ「…まさか前のライブの時のとかじゃないよね」
お「え、見られてた?」

少しざわつく。とりあえず電話にでてみた。

雪「……はい、理恵です、どうしました?」
マ「……もしもし……あ、でてくれた!この時間でもでてくれるようになったんだね!理恵ちゃん」
雪「ん、まぁマンション買ったんで……どうしました?」

マ「ごめんね!!」
雪「…?」

突然謝られて?がでる。
あれ?私何か騒動起こしたっけ。
……いや、まあたくさんあるけど。


マ「あのね……凄く、ごめんなんだけど………

__明日から、仕事、できる?」

雪「…え、仕事……?!」

仕事再開?!
まって、私、

雪「私…一か月休みって言いましたよね」
マ「そうなんだけど……この前いってた映画の仕事覚えてるよね?台本も…渡したし」
雪「ちゃんと台本の台詞は覚えてますよ」

そういうと小さい声で良かったと聞こえた

マ「実は監督が、あなたのでるシーンがとりたくて傷がついていてもいいからだしてくれって……」
雪「え、この体のままで、痣つきで?」
マ「監督がね、理恵ちゃん、貴方のためなら、台本も設定も書き換えるって言ってるの」

そこまで……

雪「……そこまで言われたら流石にやらないなんて言えないです。わかりました。」
マ「本当!よかった!時刻とかは後でメールで送るわね!じゃあ♪」

雪「はい……って、あれ、もう切られてる」

マネージャーの態度が一瞬で変わって少し笑った。
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