第1章 出会い
「「「「「「勿論!」」」」」」
彼らは笑顔で承諾してくれた
雪も胸の高鳴りを感じながら頬を緩ませる
雪「ありが__」
〜♪〜♪
ありがとうと言おうとした瞬間
電話がなった
私のスマホから
雪「ちょっとごめん、……マネージャーから……」
タイミング悪い……いや寧ろ丁度いいか
こんな怪我では仕事出来ないししばらく休むことも伝えなきゃだし
雪は電話に出ることにした
マ「もしもし!理恵ちゃん今どこにいるの?」
雪「あぁちょっとランチにいってて……」
マ「そうなの?きいて大ニュース!映画のヒロイン役貰えたのよ!」
雪「ええ!?本当ですか」
ますます申し訳ない気持ちになる
マ「それに監督さんも有名な方!主人公もかの有名な__」
マネージャーさんきっと必死でこの仕事もらったんだろうな
そう思うと心が痛む、ごめんなさい
雪「その、大変申し訳ないんですが……さっき事故にあって」
そういうとマネージャーさんはえ゛っと叫ぶ
マ「嘘!?大丈夫なの?!」
雪「お医者さんによると1ヶ月ほど完治するそうです。でもしばらく休ませてもらいたくて」
マ「いや、それなら良いのよ!でも監督さんには絶対出てくれって言われてるし……とりあえず交渉してみるわ!お大事にね!」
雪「はい、では」
そういうとマネージャーさんは電話を切った
仕事に追われてるのに本当に悪いことしたなあ……
ため息つくとチョロ松が恐る恐る話しかけてきた
チ「今の……マネージャーさん?」
雪「うん!大したことじゃないよ!……1ヶ月休み貰った!」
チ「そうなんだってえぇ!でもよかった休めたんだね」
雪「えへへ……ニュースになっちゃうかなぁ」
チョロ松と2人で笑う
チ「でもまぁ……しばらくは心配いらないね」
お「え!なになに?」
チョロ松の声に他の皆も集まってきたので、他の皆に私が休暇を貰ったことを説明した
ト「そうなんだ!じゃあずっと一緒だね♡」
トド松は私の腕をきゅっと抱き締めた
彼は腕にすりすりと頬を擦り寄せる
すこしこしょばい
雪「わっ!……トド松くんってさ」
ト「なあに?」
トド松はキョトンとしてみせた