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【おそ松さん】僕らが愛したのは君だけで

第8章 それは青春のような*


雪「…!!??」
一「…」

何で…私を引き入れたの!?


そんな思考もすぐ消えて、一松は雪を洗面台に押し付けた。

雪「っ!?__何すん…の?!」
一「…。」

六ごだからって安心しすぎた…、受け身が遅れて腰をうつ。

雪「い、痛いよ…一松…うっ…あっ?!」
一「……。」

一松は雪の疑問も無視し、雪の両手首を片手で掴み上げ、
三面鏡の真ん中に押し付けた。

雪は力は弱く、瞬発力で戦うタイプなので
男の力には逆らえず。
無理やり抜け出す方法はあるが、大切な皆のうちの一人だ。
傷つけるわけにもいかない。

雪「い、一松離してよっ」

足をばたつかせるが効果無し。

その足がうざったるいのか一松は舌打ちをしてから、
自身の足を雪の足の間に突っ込んだ。

雪「ひゃ……」

流石に雪も驚き動けなくなった。



一「…アンタってさ」
雪「…な、何?」

怖がる雪をみて一松は微笑む。

一「…結構いい眺め」
雪「どーゆう意味っ…」

十秒ほど、一松は雪をじっと見つめた。
その目に耐えれず、雪は

雪「な、何かしたなら謝る…から、ねぇ…」

声が震えてる。怖がってんだな…

一「…何怖がってんの。そんなに俺怖い?」
雪「っ…こ、怖くない」

強がってみせる雪に一松は悪戯したくなった。

一「ふーん、でもトド松やカラ松にはすんなり受け入れるよね」
雪「なっ…!?///」

何で知ってるんだ。 そんな顔をしてる。
ヒヒ…あぁ面白いな。

一「アンタの声、良く響くよねぇ。夜ヤバかったんだけど」
雪「そ、そんなっ///」
一「他の奴らもアンタの声でニヤニヤしてたよ?」ニヤ
雪「っ…///」

雪は顔をうつ向けた。

…まぁ嘘だけどね。
トド松の日も昨日も盗み聞きしてたなんて言えねぇじゃん。

でもこれ言ったらどうなんのかなぁ、蔑んでくれんのかなぁ。

ちょっと気になるけどまぁ今は止めとくか。

一「…アンタ前に言ったこと、覚えてる?」
雪「…?言った…こと?」

やっぱり覚えてないか……

ちょっとムカついて、俺は雪の耳を舐めた。

雪「ひぁ……!」ゾク
一「…ん、わかんないの?」
雪「わ、わかんないっ……ごめんなさい…ごめんなさい…」
一「(いい反応…)へぇ、まぁゴミのこと何か覚えないよね…」
雪「一松はご、ゴミじゃな、ふあっ…!んんぅ…」
一「…ヒヒ」

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