第1章 *Candy*
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和「え~っ!せっかくだからもうちょっと居ようよ」
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せっかくってなんだろう
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「寒いよ」
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和「じゃ、暖めてあげる」
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スーツの上着のボタンをはずして
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中に入れるようにギュッと抱きしめられた
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そっと腕を回したら背中に当たる冷えた指
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和「冷てぇ(笑)」
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「(笑)ごめん」
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「…」
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和「…」
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「あったかいね」
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和「うん」
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和くんはなんでここにきたの?
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「でも寒い(笑)戻ろ?」
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和くんを見るとチュッとキスされて
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和「ごめんね?」
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「何で謝るの…?」
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和「だって…ちゃん嫌だったんでしょ?あの子と…」
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喋ってるのもいやだったけど・・
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そんな事じゃないよ
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抱きついた腕にギューっと力を入れて
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「ふふ(笑)」
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笑って和くんにチュッてしたら
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今度は中々はなしてくれない
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和「俺かっこ悪ぃなぁ」
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